バレンタイン

ワイドショーで流れてきた時は、どことなく下品な言い回しに少々苛立ってしまった。ただ騒げばいいってもんじゃない。別にチョコレートにこだわらなくてもいいじゃないか。というか私も欲しい。モロゾフのウイスキーボンボン食べたい。本当はオードリーのチョコレートも買いに行きたかった。

いいのか悪いのか、とにかく美味しい日本のチョコレートが安くなる。
なんやかんやお菓子作りが好きな私が、存分にチョコレートのお菓子に挑戦できる。自分もなにかしないといけないような大きなイベントにはアンチな姿勢をとっている私。しかし結局しっかり乗るのも私だ。
今年はガトーショコラを極めたくてかれこれ3回作った。調子に乗ってシフォンケーキや生チョコも、今日は応用してテリーヌショコラまで作ってしまった。そろそろ家族で消費できなくなって、自分で食べることになったがそろそろ胃が限界。ここ数日摂取エネルギーを考えて、ほぼサプリメントとレタスとサツマイモと試作チョコレートしか食べていない。不健康すぎる。はやく終わらせて元の食生活にするためにとなると、誰かに食べるのを手伝ってもらいたい。

という背景で仲の良い友人らに渡すのだが、書いていてなんとも色気がなく、申し訳ない気持ちになってきた。

そもそも私の場合、こんなイベント一つで勇気が出ると思えない。そうならもう既に告白できているはずだ。それにしてもこの風潮があるってことは成功例が毎年出ているってことで...一体全体どういう事なんだろうか。チョコレートに惚れ薬でも混ぜ込んでいるのかな?

美味しいお菓子に可愛いラッピング、それを渡す前が一番楽しかったりする。プレゼントが好きなのかも。誰か大事な人を思い浮かべながら作るお菓子はどんな感じかな。