短歌
笹井宏之という歌人を知った。
「えーえんとくちから」という作品集の最初の句から引用すると、
えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい
なんてすごい短歌なんだ。いったいこれはなんなんだ。
こんなのもある。
このケーキ、ベルリンの壁入ってる?(うんスポンジにすこし)にし?(うん)
にし…。
笹井宏之が短歌を作りはじめたのは22歳らしい。初めての歌集を出版したのが25歳。26歳で心臓マヒで亡くなってしまった。
両親が出会ったという群青の平均台でおやすみなさい
短歌はおもしろいなあ。短歌を読むと、やっぱり自分は言葉が多すぎると思う。必然性があって配置された言葉は光ってるよな〜。 #本
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